ご飯は糖質が多くダイエットの敵だという考えが浸透してきています。
しかし、糖質は体のエネルギー源ですから、むやみに減らしてダイエットするのは良くありません。
また、ご飯大好きという人にとっては糖質制限ダイエットはかなりきついものです。
意外にも、ご飯をおにぎりにして食べるというダイエット法があり、芸能人でもすっきり痩せた人もいるほどです。
ご飯大好きな人には最適な、おにぎりダイエットにチャレンジしてみませんか?
ご飯は意外と太りにくい
糖質を含んだ主食といえば、ご飯やパン、パスタなどがあります。
これらの中でも、ご飯は一番脂質が少なくカロリー控えめなので、意外と太りにくいです。
また、ビタミンやミネラル、アミノ酸なども含まれていますから、栄養面でも主食として適しています。
問題の糖質ですが、ご飯にもたっぷりと含まれています。
ただ、他の主食と比べると血糖値の上がり方が緩やかですから、インスリンという物質の分泌を抑えるのに役立ってくれます。
このインスリンがたくさん出るほど脂肪が付きやすくなりますから、主食の中でも血糖値が上がりにくいご飯は他の主食よりも太りにくい食べ物です。
ご飯を冷やしたおにぎりに秘密あり
ご飯を冷やしたおにぎりにはダイエットに良いと人気になっています。その秘密はご飯に含まれているでんぷんにあります。
通常の温かいご飯のでんぷんは冷えると難消化性でんぷんという成分に変化します。
難消化性でんぷんは食物繊維のような働きをしてくれて、体に吸収されにくいので血糖値の上がり方もより緩やかになり、脂肪をため込むのをストップできます。
また、腸では善玉菌のえさとなってくれますから、腸の機能を高めてくれてお通じ改善や腸内環境の改善などに役立ってくれます。
そして、難消化性でんぷんには脂肪の燃焼効果を助けることも実験では証明されていて、これほどダイエットに有効な食材はありません。
こんな隠された秘密があるので、冷やしたご飯でできたおにぎりでダイエットができてしまいます。
おにぎりダイエットのやり方
2、3週間をめどにして、1日1合から3合程度のおにぎりを毎食食べるだけです。
野菜サラダや野菜のお味噌汁などもOKで、昔ながらの日本の伝統的な食べ物を食べるダイエット法です。
魚やお肉はカロリーが高いですから避けるようにして、間食もしないのがコツです。
また、おにぎりの具もシンプルでローカロリーなものにしておいて、ツナマヨや明太子などの高カロリーなものは避けましょう。
お腹も満足なおにぎりダイエット
ご飯大好きな人でも、おにぎりをたっぷりと食べられてシンプルなおかずもありますから、満足感の高いダイエット法です。
冷えたご飯を使うこととおかずやおにぎりの具に気をつけるのがポイントで、無理なく取り組める方法です。
日本人の昔ながらのシンプルな食事であるおにぎりを味わいながら、ダイエットに挑戦してみましょう。